共働き世帯に家事代行はぴったり！5つのメリット・活用方法

「仕事と育児が大変で家事をする余裕なんてない」このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんなときは家事代行サービスをご利用ください。体の負担を減らしたり時間が増えたりするだけでなく、仕事のパフォーマンスも向上するでしょう。

今回は「共働き世帯が家事代行を利用するメリット」や活用方法を紹介します。この記事を読めば、家事代行サービスの有用性や使い方がわかりますよ！

共働き世帯のよくある悩み

メリットを紹介する前に、共働き世帯のよくある悩みを見ていきましょう。

家事をする時間がない

夫婦ともに朝早く家を出て、帰宅するのは夜遅くという家庭もあります。この場合、平日に家事をするのはむずかしいでしょう。

早朝・深夜に家事をすることもできますが、騒音になってしまう可能性があるため現実的ではありません。さらに土日に予定があると、家事をする時間がまったくとれなくなってしまいます。

仕事と育児だけでヘトヘト

お子さまがいる場合、食事の準備や送迎などもする必要があります。幼児であれば自分たちの料理とは別に、食事を作らなければなりません。

朝食を食べさせたら保育園へ送り仕事に向かい、夕方は迎えに。家についてからも夕食の準備ほか、洗濯などの家事をする必要もあります。

パートナーとの家事分担がうまくできない

夫婦で家事分担を決めたものの、実際はどちらかに偏ってしまっているご家庭も多いのではないでしょうか。

総務省の行った「社会生活基本調査（2023）」によると、1日あたりの家事関連時間（6歳未満の子どもがいる共働き世帯）は、妻が約7時間なのに対し、夫は1時間ほどでした。

両者がフルタイムで働いている場合、妻からすると「もっと家事をしてほしい」と不満が溜まってしまうのです。

家族と過ごす時間を確保できない

平日は仕事や育児でまとまった時間がとれなかったり、土日は外出予定や家事があったりすると家族と過ごす時間を確保できません。

休日に家族とのんびりしようと考えていても、急用や予定外の出来事が発生することもあります。そのため、家族で過ごす時間を確実に確保するのであれば、仕事を調整し体調を万全に整える必要があるでしょう。

自分の時間がとれずストレスが溜まる

家族と一緒にいる時間も大切ですが、一人の時間も同じくらい大切ですよね。しかし、共働きだと家にいる時間は家事や育児に追われ、一人の時間を確保するのがむずかしいです。

このような状態が続くとストレスが溜まってしまいます。また、ストレスが原因で体調やメンタルの不調につながる可能性もあるでしょう。

共働き世帯が家事代行を利用するメリット5つ

続いて、共働き世帯が家事代行を利用するメリットを解説します。

自由な時間が増える

家事代行を利用すると自由な時間がグンと増えます。掃除や料理をしてもらうことで、土日をフル活用できるからです。

土日にしていた家事を任せてしまえば、自分たちでする必要もなくなります。家族で過ごす以外にも、自分の趣味をしたり友人と過ごしたりしてもOK

自由な時間が増えることでストレスも解消されるでしょう。

育児に専念できる

いままで家事をしていた時間を、子どもと過ごす時間に充てられるようになります。

一緒に遊んだり勉強を教えてあげたりする時間が増えるのは、大きなメリットです。

「平日は帰宅するのが遅いので、子どもはすでに寝ている」という方の助けになるでしょう。

体の負担を減らせる

掃除や料理、片付け、ゴミ出しなど家事の種類は多岐にわたります。さらにトイレットペーパーを補充する、食べ残しをまとめる、といった「名もなき家事」を含めると膨大な種類になるでしょう。

家事代行サービスを利用すれば、家事の負担を軽減できます。負担が減ると体に蓄積していた疲れも取れますよ。

夫婦喧嘩をしなくなる

忙しさからストレスを抱え心に余裕がなくなると、些細なことで夫婦喧嘩をしてしまいます。ときには言いすぎてしまい、自己嫌悪感に襲われることもあるでしょう。

しかし、家事代行に依頼して家事の負担が減ることで、夫婦の心にゆとりが生まれます。心にゆとりができれば自然と喧嘩もしなくなります。

仕事のパフォーマンス向上

家事に費やしていた時間を休息やリフレッシュに充てられます。休日にしっかり休むことができるため、仕事のパフォーマンスも上がるでしょう。

また「早く帰ってご飯の支度をしないと」「子どもの迎えに行かないと」などと焦る必要もなくなります。終業時間まで集中できるのはメリットです。

関連記事：家事代行の洗濯サービスとは？メリットや注意点を解説

関連記事：買い物は家事代行におまかせ！おすすめ理由や注意点を解説

共働き世帯の家事代行、利用割合・頻度・料金相場は？

家事代行にメリットがあることはわかっても、具体的に「みんな使ってるの？」「いくらかかるの？」という点が気になりますよね。

家事代行の利用割合は？

「うちだけ家事代行を頼むのは贅沢かも…」と思うかもしれませんが、家事代行サービスの利用は年々増加傾向にあります。

内閣府の調査（令和4年度）によれば、共働き世帯における家事代行サービスの利用率は約4%とされています。また、民間の調査では、利用経験がある世帯は約1割にのぼるというデータもあります。

まだ多数派ではありませんが、市場規模は拡大しており、家事をアウトソーシング（外注）する考え方は確実に広まっています。特に都市部や忙しい共働き世帯を中心に、家事代行は「特別なもの」から「賢い選択肢の一つ」へと変化しています。

おすすめの利用頻度

共働き世帯に最も人気がある利用頻度は「週1回」または「月2回（隔週）」です。

• 週1回（月4回）：
  平日にたまった家事を週末にリセットする、または週の半ば（水曜日など）に一度リセットする目的で利用されます。清潔な状態をキープしやすく、最も家事負担の軽減を実感できる頻度です。
• 月2回（隔週）：
  週末のどちらかを利用して、2週間に一度、水まわり（お風呂、キッチン、トイレ）の徹底的な掃除や、溜まった洗濯・片付けを依頼するパターンです。コストを抑えつつ、家事の負担を軽減できます。
• 月1回：
  水まわりや換気扇など、自分では手間がかかる箇所の「大掃除」を中心に依頼するパターンです。日常の家事は自分たちでこなしつつ、大変な部分だけをプロに任せたい場合におすすめです。

頻度別に見る料金相場（月いくら？）

家事代行の料金は、1時間あたりの単価（約2,500円～4,500円）×利用時間＋交通費などで決まります。1回の利用は2〜3時間が一般的です。

以下は、1回3時間利用した場合の月額料金の目安です。

利用頻度	1回（3時間）あたりの相場	月額料金の目安
月1回	約7,500円～13,500円	約7,500円～13,500円
月2回（隔週）	約7,500円～13,500円	約15,000円～27,000円
週1回（月4回）	約7,500円～13,500円	約30,000円～54,000円

※上記はあくまで目安です。交通費やオプション料が別途かかる場合があります。

月2〜3万円の出費は大きく感じるかもしれませんが、これで夫婦どちらかが家事に費やしていた時間（月12時間分）が丸ごと自由になると考えると、コストパフォーマンスは高いと言えます。

関連記事：家事代行サービスの金額はこう決まる！料金相場・内訳を解説

共働き世帯におすすめの家事代行サービス活用方法

では実際、家事代行をどのように利用したらいいのでしょうか。こちらでは、共働き世帯におすすめの家事代行サービス活用方法を紹介します。

掃除

掃除を依頼すると体の負担をかなり軽減できます。とくにお風呂や洗面台、キッチンといった水まわり掃除は効果絶大です。

週1回水まわり掃除をしてもらうだけでも、家事の時間を大幅に短縮できるでしょう。また、自分ではなかなか掃除しない箇所の掃除（換気扇のフィルターなど）を依頼するのもおすすめです。

料理

献立を考え食材を買いに行き、調理から後片付けまでするのは大変ですよね。家事代行では献立の提案から後片付けまですべて代行してくれます。

スタッフには主婦や料理好きな人が多いので、安心して任せられるでしょう。なかには「調理師」や「管理栄養士」といった有資格者も在籍しています。

「子どもが小さいから外食できない」という共働き家庭におすすめです。

洗濯

洗濯物を家事代行に任せることで、家事の時間を大幅に短縮できます。洗濯には工程が多いからです。

• 洋服の種類ごとに分類する
• 洗う（洗濯機で洗えない衣類は手洗い）
• 干す
• 取り込み
• 畳む（アイロンが必要な場合もあり）
• 種類ごとに収納

これら一連の流れを一人で行うのは、なかなか骨が折れる作業です。家事代行を毎日利用することはむずかしいかもしれませんが、週1回依頼するだけも負担軽減につながるでしょう。

買い物

家事代行では掃除や料理だけでなく、買い物を依頼することもできます。食材だけでなく日用品も依頼できるため、スーパーに行く時間がとれない共働き世帯に最適のサービスです。

料理と一緒に依頼すれば食材の買い出しから調理、後片付けまですべて行ってくれるのでとても便利。また、スタッフが買い物することで「無駄遣いを減らせる」といったメリットもあります。

習い事・塾の送迎

家事代行のなかには、子どもの送迎や見守りサービスを提供している会社もあります。掃除や料理とあわせて利用することも可能です。

これなら「平日は夫婦ともに帰宅するのが遅いので送迎してあげられない」というご家庭でも、お子さまに習い事や塾に通わせてあげられます。

ただし、基本的にスタッフは徒歩でしか対応できませんのでご注意ください。車の運転は事故の危険があるため、家事代行サービスでは対応していません。

家事代行は「もったいない」「罪悪感がある」ときの考え方

家事代行の利用をためらう最も大きな理由として、「費用がもったいない」「家事を他人に任せることに罪悪感がある」といった心理的なハードルがあります。

「もったいない」「贅沢品」という思い込み

確かに家事代行は無料ではありません。しかし、その費用で何を得られるかを考えてみましょう。

家事代行で得た時間で資格の勉強をしてキャリアアップしたり、子どもと向き合う時間を増やしたり、夫婦関係を改善したり、しっかり休息して仕事のパフォーマンスを上げたりすることは、金銭以上の価値を生み出します。

「他人を家に入れるストレス」の対処法

「他人を家に入れることに抵抗がある」という悩みもよく聞かれます。慣れるまではソワソワしたり、スタッフが来る前に「ある程度片付けないと」と気を使ってしまったりすることもあるでしょう。

対処法：

• 不在時に利用する：
  共働き世帯の場合、平日の日中に依頼するのがおすすめです。帰宅したら家がきれいになっている状態は、想像以上の快適さです。
• 信頼できる会社を選ぶ：
  鍵の預かりや守秘義務、損害保険などの体制がしっかりしている会社を選びましょう。
• トライアル（お試し）を利用する：
  まずは一度お試しサービスを利用し、スタッフの雰囲気やサービス品質を確認すると安心です。

多くの人は、信頼できるスタッフと出会えれば「〇〇さんになら安心して任せられる」と、ストレスから信頼感へと変わっていきます。

家事代行は「時間を買う」投資

家事代行は「贅沢」ではなく、忙しい共働き世帯が「時間と心の余裕を買う」ための合理的な投資です。

イライラしながら家事をこなし、家族との時間が減ってしまう状況と、家事をアウトソーシングして笑顔で家族と過ごす時間。どちらがあなたの理想の生活に近いでしょうか。「家事は自分でやるべき」といった価値観に縛られる必要はありません。

共働き世帯が家事代行を利用するときの注意点

多くのメリットがある家事代行サービスですが、注意点もあります。利用する前に把握しておきましょう。

出費が増える

家事代行サービスの利用には、1回あたり2,000円〜5,000円ほど費用がかかります。

利用回数が多いほど出費が増える点にご留意ください。

家事に関することは何でも依頼できるため、つい「あれもこれも」となりがちです。しかし、予算オーバーして生活を圧迫してしまっては本末転倒。

予算を組み、してほしい家事内容をあらかじめ決めてから計画的にご利用ください。

他人を家に入れることへのストレス

家事代行のスタッフとはいえ、他人を自宅に入れることにストレスを感じる人も多いです。慣れるまではソワソワしたり居心地が悪かったりするかもしれません。

とはいえ、スタッフと人間関係が築ければストレスを感じることもなくなるでしょう。時間経過とともに「〇〇さんには安心して家事を任せられる」と信頼感を覚えるはずです。

スタッフによって品質差がある

家事代行では採用基準を設け、合格者はスタッフ研修を受けています。これによりサービスの品質を一定に保っているのです。

しかし、スタッフが人間である以上どうしても個人差が生じてしまいます。掃除が得意だけど掃除が苦手な人など、得手不得手が異なるからです。

共働き世帯が家事代行を選ぶときのチェックポイント

最後に、共働き世帯が家事代行を選ぶときのチェックポイントをまとめておきます。

以下5点に注意して家事代行を選びましょう。

料金体系は明確か

• 依頼したいサービスを提供しているか
• 不在時でも利用できるか
• トライアルサービスはあるか
• 急な予定変更に対応しているか
• 料金体系は明確か

料金体系がわかりやすいかどうかチェックします。大事な部分を見落としてしまうと後々、金銭トラブルになりかねません。

【料金のチェック項目】

• 1時間あたりの料金
• 交通費
• 最低利用時間
• 延長料金
• 鍵の預かり料金
• 指名料の有無
• キャンセル料
• 入会金や年会費の有無

上記は家事代行のホームページで確認できますが、わからないときは電話や「問い合わせフォーム」から質問しましょう。

依頼したいサービスを提供しているか

自分達の依頼したいサービスがあるかチェックしてください。家事代行によっては提供していないことがあるからです。

たとえば、「掃除はOKだけど料理はNG」など。家事代行のホームページにある「サービス一覧」からよくご確認ください。

どのような家事内容を依頼するか決まっていないのであれば、まずはすべて書き出し優先順位を付けるところから始めるといいですよ。

不在時でも利用できるか

不在時でも利用できる家事代行かどうかチェックしましょう。また、家の鍵を預けるのは有料・無料どちらなのかも確認してください。

家事代行を不在利用すると平日の昼間に家事を済ませてくれます。帰宅したら掃除や片付けが終わっているというわけです。

土日に掃除をする必要もないので、時間を有効に使えます。

トライアルサービスはあるか

家事代行にトライアルサービス（お試しプラン）があるかどうか確認しましょう。トライアルサービスは通常料金よりお得に依頼可能です。

サービスの品質やどのようなスタッフが働いているのかがわかります。

最初から定期契約をすると、失敗したと思ってもすぐに解約できません。トライアルサービスを利用することで、不要なトラブルを未然に防ぐことができるのです。

急な予定変更に対応しているか

日程調整が手軽にできる家事代行かどうか確認します。柔軟に対応してくれる会社であれば、急な予定変更を余儀なくされることがあっても安心です。

「LINEやメールですぐに変更できるのか」「キャンセル料がかかるタイミング」などをチェックしましょう。ホームページの「料金」や「よくある質問」に記載されているはずです。

共働き世帯向けの家事代行ならLOBBY

今回は、共働き世帯に家事代行がおすすめの理由や活用方法を解説しました。家事代行を活用すると、自由な時間が増えたり、心身ともにリフレッシュしたりなど大きなメリットがあります。

とはいえ、「家事代行を使うのはなんだか気が引ける」という方もいるでしょう。しかし、女性の社会進出が当たり前になってきたように、家事代行サービスの利用も当たり前になりつつあります。

共働き世帯の心強い味方になりますので、検討中の方はぜひお試しください。

最後に、LOBBYの魅力をご紹介します。

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