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家事代行サービスとハウスキーパーってどう違うの?その違いと特徴について徹底解説

 家事代行サービス、家政婦さん、お手伝いさん、ハウスキーパー、メイドさん・・・いずれも家事をサポートしてくれる存在ですが、それぞれ似て非なる部分もあります。
 今回は、家事代行サービスとハウスキーパーの両者の違いと特徴を知っていただき、あなたの家庭にとって必要な方をチョイスする助けとなれば幸いです。

 

目次

ハウスキーパーの歴史と現代の位置づけ

家事代行サービスとハウスキーパーの違いとは?

シーン別の利用例

まとめ

 

・ハウスキーパーの歴史と現代の位置づけ

 

家事代行サービスとハウスキーパーってどう違うの?その違いと特徴について徹底解説

 

 ハウスキーパーは、古くはイギリスが発祥です。中流最上層と上流階級家庭でのみ使役されていた家政婦長で、食料の管理や女性使用人全体の監督を行う上級職です。一家の女主人に代わり家庭内の整備と統御を行う、バトラー(執事)などの上級使用人達と同格の立場でした。

 旧来のイメージの影響もあるのか、現代でもハウスキーパーというと家主に代わって家の仕事全般を行う人のことを指すことが多いように感じます。よって「住み込み」であるケースもまま見受けられます。冒頭で述べた呼称のなかでは、職務的には家政婦さんに最も近いですが、イメージ的には家政婦さんよりやや上級といったところでしょうか。家族ではないけれど、家族に準ずる者として家事全般に従事する人というのが現代におけるハウスキーパーの位置づけとなるでしょう。

 

・家事代行サービスとハウスキーパーの違いとは?

 

家事代行サービスとハウスキーパーってどう違うの?その違いと特徴について徹底解説

 

 それでは、家事代行サービスとハウスキーパーの違いについて述べていきましょう。家事代行サービスとハウスキーパーの違いは大きく分けて3点あります。1つづつみていきましょう。

 

1. 契約方法の違い

 家事代行サービスの場合は、利用者と家事代行サービス会社との契約が基本です。一方、ハウスキーパーの場合は利用者とハウスキーパーとの直接契約です。個人契約する場合のメリット・デメリット、契約する際の方法や注意点に関しては、コラム「家政婦の個人契約ってどうなの?メリット・デメリット・注意点を解説」で詳しく述べていますので、是非併せてご一読ください。

 

2. 料金体系の違い

 契約方法が異なれば、料金体系も自ずと異なってきます。家事代行サービスの場合は、時間単位の料金体系になっている場合がほとんどでしょう。利用者が「サービス料金」として家事代行会社に支払います。「サービス料金」のなかには、家事代行サービスのサービススタッフへの給料や交通費、家事代行サービス会社の手数料などがすべて含まれており、別途料金などは発生しません。一方、ハウスキーパーの場合は、直接契約なので利用者がハウスキーパーに「給料」というかたちで支払われます。契約時の内容にもよりますが、多くの場合は、日給もしくは月給というかたちが多いでしょう。勤務の形態(通いか住み込みか等)によっては、別途、ハウスキーパーが住む部屋代はどうするのか、食事や入浴などの生活費はどうするのかといったことも、しっかりと決めておかなければなりません(参照:コラム「住み込み家政婦の料金相場は?雇うメリットや注意点も紹介」)。

 

3. 業務内容の違い

 家事代行サービスでは会社によって違いはありますが「対応可能なサービス」と「お断りしているサービス」を明確にしています。その点、ハウスキーパーは料理、掃除、洗濯、買い物、赤ちゃんやペットの世話、介護補助など基本的に全ての作業に可能な限り対応してくれます。契約内容にもよりますが、「これしかしない」というような事はないでしょう。早朝や深夜など家事代行サービスでは、なかなか行き届かない時間帯のサービスを必要としている方にとっても、ハウスキーパーは心強い存在になってくれることでしょう。

 

 以上が、家事代行サービスとハウスキーパーの大きな違いです。

 

・シーン別の利用例

 

家事代行サービスとハウスキーパーってどう違うの?その違いと特徴について徹底解説

 

 以上、お話ししてきたように家事代行サービスとハウスキーパーはそれぞれの特徴があります。それぞれのお宅にとって、必要な助けは異なります。両者の違いを含めて活用例をご紹介しておきましょう。

 

毎日仕事が忙しくて家事をする時間が全く取れない場合

 朝早くから夜遅くまで毎日仕事が忙しく、家事も子供の世話も追いつかないという場合には、ハウスキーパーが便利でしょう。平日週5日、毎日長時間通ってもらうことも出来ますし、炊事、掃除、洗濯に限らずお子様の世話まで全てを任せることができるので、とても頼りになるでしょう。

 

毎日来てもらう必要はないが、いつもキレイな状態を保っておきたい場合

 家事代行サービスでは週に1回からでも定期利用が可能です。ハウスキーパーを雇うほどではないが、定期的に来てもらって掃除や洗濯などをして欲しいという場合は家事代行サービスが適しているでしょう。

 

家族に介護が必要な方がいらっしゃる場合

 もちろん必要な介護の程度もあるでしょうが、深夜や早朝にも手助けが必要で家族だけでは手が足りないような場合は、ハウスキーパーが適任でしょう。介護の実務経験があるハウスキーパーだと尚更です。

 

頼みたいことが明確で限定的な場合

 「料理が苦手なので1回で何日か分の作り置きをしてもらいたい」、「水回りの掃除が大変なので、水回りを中心に掃除を頼みたい」など、依頼したいことが明確な場合は、家事代行サービスがオススメです。申し込み時に「料理が得意な人を」や「整理整頓が得意な人を」などリクエストしておけば、それを考慮して人選してくれることでしょう。

 

・まとめ

 

家事代行サービスとハウスキーパーってどう違うの?その違いと特徴について徹底解説

 

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